先日、東京都民銀行と八千代銀行が統合するとの発表がありました。
オーバーバンキングと言われるなか、都市型の地方銀行にとっては、どのように特長を打ち出していくのか難しくなっているのでしょうね。
どのような業態であっても、競争戦略が重要です。
コーチビジネスにおいても同様です。
今日は、「競争のないポジショニングを作り出す5つのステップ」についてお伝えします。
ブルーオーシャン戦略という言葉があります。
競争の激しい既存市場を「レッドオーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」と呼び、競争のない未開拓市場である「ブルーオーシャン(青い海、競争相手のいない領域)」と呼んでいます。
競争のないブルーオーシャンを切り拓くべきだという考え方を「ブルーオーシャン戦略」と言います。
コーチとしてのポジショニングにおけるブルーオーシャン戦略はどのように進めていったら良いのでしょうか?
【ステップ1】競合他社を複数ピックアップします。
業界No.1、地域No.1の人や会社を考え、リストアップします。
地域でいないか?ミニコミ誌でいないか?新聞チラシでいないか?インターネットでいないか?あらゆる方向から確認しましょう。
【ステップ2】”強み・特長”を思いつく限り書き出してみます。
強みの切り口としては、属性(規模、年齢、性別、創業年数、地理的、統計的属性)、ベネフィット(顧客の心理的・物理的)、用途や目的、製品カテゴリー(機能・品質・価格等)、人的・物的サービスがあります。
【ステップ3】”競合分析シート”に落とし込みます。
強みの候補を挙げ、各項目ごとに、あなたの主観で
構いませんので5点満点で強みに点数を付けていきます。
【ステップ4】2つ以上の軸の組み合わせでポジショニングを作り出します。
競合に巻き込まれないようにするために複数の軸を見つけていきましょう。
例えば、
1軸:30日間無料体験を実施する
2軸:返金制度を設ける
3軸:好きなことや趣味をパソコンで活かす
4軸:シルバー層をメインの顧客にする
5軸:地域密着の場の提供をする
【ステップ5】競合優位性を確認します。
次の5つの質問で優位性を確認しましょう。
- その強みは長期にわたって持続できるか?
- その根拠は?
- 真似はされやすくないか?参入障壁は高いか?
- 希少性はあるか?
- 1番か2番を取れるか?
競合のないポジショニングを作る4つのヒント
1.誰もいないポジショニングを探す
当たり前ですが、コーチとして誰もやっていないポジショニングを探せば最初からNo.1になれるので、これが一番のお勧めです。
2.小さなNo.1を作ります。
小さな市場でNo.1を作り、成長と共に拡大させます。
まずは、地元の市でコーチNo.1を目指しましょう。
そして県、日本、世界No.1コーチを目指します。
3.革新を起こし、新しい成長カーブを描きます。
斬新な使い方や提案を最初に発信することで可能になります。
コーチビジネスの世界に革命を起こしましょう。
4.専門特化します。
専門特化したライバルがいなければ、○○専門コーチを名乗ることが可能です。