今週の水曜日、映画『帰ってきたあぶない刑事』が来年5月24日に公開されると発表がありました。
私はとても久しぶりに「マンモスうれピー」という言葉が口から出てきました。
小学生の頃、再放送で『あぶない刑事』シリーズを見ていた私は、友人と共に「タカの走り方」「ユウジの走り方」を真似して校庭を駆け巡っていました。
そして中学一年生の頃、生まれて初めて自分のお金で買ったCDアルバムが、館ひろしさんの『GOLDEN SHADOW(ゴールデンシャドー)』でした。
黒い髪の 君に恋して 燃え上がる 夜を抱く
舘ひろし『夜を抱きしめて』より抜粋
想い遥か めくるめくまま ひとりきり 夜を抱きしめる
この曲を口ずさんでいる中学一年生は、冷静なってもならなくても、大目に見ても見なくても、それが自分自身のことであってもなくても、「マンモスあぶない奴」と言わざるを得ません。
では本題に入ります。
発信力のある人
ホームページで集客できている人の共通点は「発信力がある」ことです。
WEBサイトのページには『静的なページ』と『動的なページ』の2つの種類があり、「ホーム」「アバウトアス(自己紹介)」「サービス一覧」「会社概要」「お問い合わせ」など、内容変更の頻度が低いものが『静的なページ』で、「ニュース」「ブログ」「コラム」「お客様の声」など、日々追加されるものが『動的なページ』となります。
『静的なページ』をどれだけ改修・編集しても、規模(総ページ数)は変わらないため、『動的なページ』を着実に増やしていくことが重要になります。
ずばり、ホームページは、画像と文章が並んでいるだけのものです。
特に大切なのは文章です。
- 文章が上手い(高い技術力)
- 文章が面白い(豊かな発想力)
- 文章を書くことが好き(継続する力)
この3つの能力や特性を持った上で、さらに「1人でも多くの人の役に立ちたいという想いを持ち、日々努力する人」が「発信力のある人」です。
これらを全て兼ね備えている人の数はとても少ないです。
楽器の演奏と同じように、練習方法を工夫することで、めきめきと上達するものではありますが、人には得意と不得意があるので、無理をせず、互いの弱点を補い合える仲間とチームを作ることも手段のひとつです。
「人の為になる、読みやすくて面白い文章を書き続ける」ことができれば、必然的にGoogleなどの検索エンジンから好まれることとなり、結果的にホームページで集客することができるようになります。
検索エンジンの立場になって考える
検索エンジンの立場になって考えてみることも重要です。
大切なお客さん(検索するユーザー)が抱える疑問に対して「その疑問を解決することができるページはこれです」または「その疑問を解決するためのヒントを与えてくれるページはこれです」と、自信を持って即答することが検索エンジンの仕事です。
ですから文章は、多くの要素を織り交ぜて長々と書くよりは、要点だけを丁寧にまとめて、ユーザーの疑問が短い時間でスッキリ解決される造りを心がけることが重要です。
必要以上に自身のサービスをアピールしたり、同業他社を非難することは逆効果になります。
公平・公正な態度を保ち、温かみのある辞書のようなコンテンツとなるように心がけましょう。
理解がより深まるように、検索エンジンが「自信を持って紹介することができないページ」の例を挙げておきます。
- 1ページしかないホームページ(内容が薄い・答えやヒントをスクロールして探さなければならない)
- 更新の頻度が低いホームページ(鮮度が低い・情報が古い可能性がある)
- ポエムのような文体のホームページ(捉え方が人それぞれになる)
- 画像ばかりのホームページ(画像に文字が書かれていたとしても正しく認識されない)
- 海外の安いサーバーを使用したホームページ(表示に時間がかかる)
ホームページは育てていくもの
「1つの記事=1人の営業パーソン」だと考えてください。
仮に1年間、毎日記事を追加したとすると、365ページ増えることになります。
365人の営業パーソンが、24時間仕事をしてくれることになります(ページ追加のスパンは、最短で毎日、長くとも週に1回が望ましいです)。
ブログ、コラム、ニュース、お客様の声といった記事(ページ)を、簡単に追加(自動生成)できる機能を持ったワードプレスやムーバブルタイプでホームページを作ることをお勧めします(現在ムーバブルタイプは有料版しかないので、安く作りたいという場合はワードプレスの一択です)。
ホームページは作って終わりではなく、育てていくものです。
時間の経過とともに、規模を大きくし、影響力を強化させていくものです。
育てていかなければ、後発の同業他社(ライバル)に、あっという間に追い越されてしまいます。
発信力を持つことが現実的に難しい場合は、ホームページに頼らず集客できる方法を模索しましょう。
「ホームページがなくても集客できている人」の例を挙げておきます。
- 友達が多い(紹介だけでやっていける)
- ライバルが少ない(競い合う必要のない商売をしている)
- 見込み客と接する機会が多い(セミナーやワークショップなどで講師や相談役を務めている)
- 人通りの多い場所に店舗を構えている(黙っていても存在に気づいてもらえる)
- テレビや雑誌などのメディアに露出する機会が多い(支持してくれるファンがいる)
- SNSでバズる(運よくミラクルが起こる)
信頼関係を築く
優れた営業パーソンは、提案よりも先に、問題解決で信頼関係を築くと言われています。
信頼し、心を開いている人の話は素直に聞くことができます。
ホームページで人の役に立つ記事を定期的に追加していく理由は、信頼を得ることが目的としてあるからです。
証拠を提示する
人の役に立つ記事を定期的に追加することと併せて、取り組んでいただきたいのが「実績の紹介を充実させる」ことです。
世の中、証拠がなければ誰も信用してくれません。
証拠がなければ、相手はその価値を判断することができません。
例えば用意した証拠が「某IT企業」「40代女性」「T.Hさん」などと曖昧である場合、捏造していると疑われても仕方ありません。
公表できる実績を地道に積み重ね、確固たる証拠として認められる動画や画像や名称をホームページに掲載していくことが重要です。
この点をしっかり押さえておかないと、人の役に立ちたいと頑張る行為の多くがボランティアとなります。
良質なサービスを適正な価格で提供する
良質なサービスを適正価格で提供すれば、必然的に多くの人から重宝されることとなります。
人が人を呼び、広告宣伝に頼らなくても売り上げが伸びるようになり、一緒に働きたいと声をあげる仲間が集まります。
広告宣伝の出費を抑えられれば、その分、良心的な価格でサービスを提供できるようになり、好循環が生まれ、持続的に業績が高まります。
「マンモスうれピー」と叫び出したくなるような明るい未来を描くことで、毎日コツコツと努力することができ、習慣化することにつながっていくのではないかと思います。
追伸
今から34年前、1989年の新語・流行語大賞に、栄養ドリンク『リゲイン』のキャッチコピー「24時間戦えますか」がランクインしました。
今の時代、そんなことを口にしたら、100マンモスパーセントの確率で炎上するでしょう。
時代は変わりました。
あなたは24時間戦ってくれるページをコツコツと生み出していますか?