Googleで一年間に「コーチング」というワードが何回検索されているか、ご存知ですか?

昨年8月、「コーチのためのWEB講座」と題した90分のスキルアップセミナーを開催し、25名のコーチに参加いただきました。
今回はこのWEB講座でお伝えした内容の中から、いくつかの項目を抜粋して紹介したいと思います。

「コーチング」というキーワードについて

月に何回、Googleで「コーチング」と検索されている?

答え:27,100回(1日約900回)※2022年5月の検索回数

1年前(2021年5月)と比べて検索されている回数は増えている?

答え:1年前は33,100回(1日約1,103回)だから、6,000回減っている。

2年前(2020年5月)と比べて検索されている回数は増えている?

答え:2年前は22,200回(1日約740回)だから、4,900回増えている。

キーワードの調査結果(期間:2021年6月1日から2022年5月31日)は、ダウンロードコンテンツ『キーワード「コーチング」調査結果(2022年7月)』よりご確認いただけます(コーチングと関連性の高い824のキーワード候補は見応えたっぷりです)。

2021年に増加している検索回数については、新型コロナウイルス感染症の拡大が影響しています。
ステイホームにより、人々がパソコンやスマートフォンを使用する時間が増えたためです。
東京でコーチングスクールを運営されているエグゼクティブコーチの五十嵐久さんは、オンライン講座への申し込みが突然増えたことを大変驚かれていました。

「コーチング」がGoogleで月に27,100回検索されているけれど、検索結果で1位が取れたら何人のユーザーがサイトにアクセスしてくるの?

答え:ざっくりと月に3,777人くらいです。
※SEOクラリティが公開した2021年の検索順位別クリック率データ(日本)に基づき計算しています。

参考サイト:【2023年最新】検索順位別クリック率!1位~10位のCTRは?

検索する人の目的

「コーチング」と検索する人の目的は何?

答え:言葉の意味を調べている。

「コーチング お試し オンライン」と検索する人の目的は何?

答え:コーチを探している。

もしあなたがGoogleだとしたら…

どんなサイトを高く評価する?

答え:ユーザーが時間をかけずに目的を達成できるサイト。鮮度の高い情報が掲載されているサイト。ユーザーに自信を持って紹介できる「辞書」のようなサイト。目的を達成するための「ヒントが得られる」サイト。

どんなサイトを低く評価する?

答え:ユーザーが目的の達成に時間を要するサイト。

無数に存在するコーチのコーチングサービスに優劣をつけられる?

答え:人間でも無理(守秘義務で本当の中身はわからないし)。

でも検索結果で順位(優劣)を決めるわけでしょ?どうやって?

答え:ユーザーが時間をかけずに目的を達成できる内容で、鮮度(更新頻度・最近話題の言葉など)の高い情報を扱い、多くの人から好まれていると判断できるもの。そこで目的を達成することができなくても、目的を達成するためのヒントが得られると判断できるもの。それらを総合的に判断している。


「コーチのためのWEB講座」では他にも、ホームページの役割やWEB広告の成功例、便利なツールの使い方などを紹介し、「もし私がコーチだったら」という切り口で、具体的な戦略をお伝えさせていただきました。
それらはまたの機会に紹介させていただきます。

データを見てお分かりになられたと思いますが、コーチングの認知度は徐々に高まってきています。

普段、何気なくGoogle検索を利用している方が多いと思いますが、

  • お客さん(ユーザー)の立場になって考える
  • Googleの立場になって考える

日々この二つを意識することで、観察力、直感力、洞察力を鍛えることができます。

「この検索ワードで、なぜこのサイトが上位に表示されているのだろうか」

WEBで集客ができているコーチは、毎日そんなことを考えながら過ごされています。