GWを過ぎたあたりから、出社したくなったり、モチベーションが下がったりする社員が出やすいと言います。
私も以前務めていた時に、そのような社員を目の当たりにする機会がありました。
今日は、そんな悩みを抱えたクライアントに対するコーチングについてです。
一般的には「ライフコーチング」などと呼ばれています。
ライフコーチングとは、友人や知人から悩み相談があった時などに使えるスキルです。
ただし、心の病を抱えている場合は、専門のカウンセラーや医師へ相談することが望ましいので、注意が必要です。
ライフコーチングは、時にその方の人生を根本的に変えるきっかけになります。
私にも過去、人生を変えるきっかけとなった師とも言える人との出会いがありました。
コーチとして、最も難しいけど、やりがいのある仕事でもあります。
今回からは、このような相談に対して、どのようにして対応していったら良いのか、そのポイントをお伝えしたいと思います。
まずは、第一ステップとして、クライアントの世界観を理解し尊重することです。
クライアントがどういう世界観を持っているかを理解し、認めてあげましょう。
人は誰でも、自分の世界観を一番だと思っています。
もしかしたら、その方は「私を助けてくれる人は誰もいない」「俺のことを分かってくれる人なんて一人もいない」と思っているかもしれません。
人は、仕事や人間関係、性などに対して、その人なりの世界観を持っています。
例えば、女性(男性)に対して、ポジテイブなイメージを持っている人もいれば、マイナスのイメージを持っている人もいます。
あなたは、女性(男性)に対して、どんなイメージを持っていますか?
過去の経験や育った環境によって、世界観は人それぞれです。
一つの出来事や経験で人生は変わります。
辛い経験があるために、世の中を恨んだり、ナナメに見てしまっている人もいます。
そこを質問によって掘り下げていきます。
人間には6つのニーズがあります
「安定」「不安定(バラエティ)」「自己重要感」「愛とつながり」「成長」「貢献」の6つです。
この中で、クライアントが大切にしているニーズは何でしょうか?
あなたの人生を変えた経験や出来事はどんなことですか?
あなたの人生に強く影響を与えた人は誰ですか?
どうして、その人は今、それをやっているのでしょうか?
どうして、その方はそのような考え方をしているのでしょうか?
今あなたの目の前にいるクライアントは、どういうことにフォーカスして人生を生きているのでしょうか?
人生で一番大事にしていることは何でしょうか?
最も多くの時間を費やしていることはどのようなことでしょうか?
今のあなたの人生の優先順位は何ですか?
あなたにとって人生で何が重要でしょうか?
あなたの人生のターニングポイントとなったことの中からトップ3を教えてください。
何が、誰がその方に影響を与えているかを知ることも大切です。
コーチとしての役目は、まず、クライアントの中により深く入って、現状を把握し、理解してあげることかなと思います。