昨日は春一番が吹きましたね。
平成では最も遅い春一番とのことです。
草木の芽も膨らみ、花も咲き始めました。
穏やかな春がすぐそこまで来ているのを感じます。
さて、今日は「コンサルティング・コーチ」についてお伝えします。
「コンサルティング・コーチ」っ何?と思われるかもしれませんね。
それはそうです。
私が勝手に命名したものだからです。
実は今、この「コンサルティング・コーチ」を養成するための講座を準備しています。
コンサルティング・コーチとは何か?
私は次のように定義しています。
「クライアント(お客様)の経営課題を解決し目標達成をサポートするために、『聴く力』や『質問力』などのスキルを使って、クライアントが本来持っている力を引き出しながら、経営力向上のための様々なノウハウを活用し提案することができるコンサルティングスキルを有するコーチ」
なぜ今、コンサルティング・コーチが求められているのでしょうか?
コンサルティングは、コンサルタントが持っている知識・情報・ノウハウ等をクライアントに提供する
ことに軸足があるのに対し、コーチングは、クライアント(お客様)のありたい姿にフォーカスし、クライアントの中にあるものを引き出すことに軸足が置かれます。
コンサルタントは、病気の診断を行い治療する医者と同じような役割が期待されています。
いわば企業経営の医者です。
クライアントである企業の現場に入り込み、経営者や従業員の皆さんの話を聴いて、その企業が抱える問題点や課題を整理・発見し、改善策や解決策を考え提案します。
しかしながら、どんなに良い提案であっても、それが経営者に受け入れられ、実践してもらえなければ意味がありません。
しかも自分の会社のことは、当然ながら経営者自身が誰よりも詳しいです。
従って経営者の皆さんが持っている本来の力を引き出してあげることが何より大切なことです。
この気づきを引き出し、行動を促進し実践して頂くうえで、必要となるのがコーチングスキルなのです。
つい先日も、ある社長から「コンサルタントなんて役に立たない」と手厳しい言葉を聞かされました。
日々の厳しい経営の現場に生きている経営者の皆さんの本音なのでしょうね。
私たちは、どのようにしたらそのような経営者の皆さんの力になれるのでしょうか?