5月も終盤になり、梅雨が近づいているのか、不安定な天候が続いていますね。
先日もある営業マンらしい人が電車に乗り込んできて、濡れた洋服を払いながら愚痴をこぼしていました。
営業で飛び回っていたりしている外回りの方にとっては、辛い時季となりますね。
さて、今回もライフコーチについてです。
前回、第二ステップまでお伝えしました。
私もこれまでいろいろなクライアントとお会いしてきましたが、起こっている問題に関して自分の課題として捉えている方は意外と少ないような気がします。
もしクライアントが愚痴や言い訳ばかり言っているとします。
その時にまったく関係ないことを質問したりすると効果的な場合があります。
第三ステップ「パターンを中断する」
何をやればいいか分からない時は、パターンの中断をします。
場を変えたり、身体の動きを変えたりします。
時に散歩したりするのも効果的です。
感情は体の動きから作られるとも言います。
変化はトランス状態で起こります。
トランス状態とは、通常とは異なった意識状態のことです。
普段の自分ではない状態の時に起きます。
このパターンの中断によって意識の変化が現れることもあります。
第四ステップ「心理的な障害となっているストーリーを探して、問題を解決可能な状態にする」
「本当にあなたを止めているのは何だと思いますか?」
「本当は何があなたを止めているんですか?」
「真実は何だと思いますか?」
「あなたは今、本当は人生に何を求めていますか?」
「何があなたを邪魔していると思いますか?」
あなたが人生で、もし得られないものがあるとしたら、繰り返し自分に言い聞かせているストーリーです。
「自分はそんなことできっこない…」と。
私たちは時に真実でないストーリーを自分に言い聞かせてしまっていることがあります。
過去の出来事からそう信じてしまっています。
自分を防御するためにストーリーをつくり出してしまっています。
心理的な障害となっているストーリーを探してあげましょう。
あなたの人生の中で、ストレスを引き起こしているのは何が(誰が)原因ですか?
リソース(資源)がないという人がいます。
リソースがないのは問題ではありません。
リソースを得られるような状態にしていないだけです。
リソースフルの状態にもって行きます。
リソースフルとは、自分の持っている資源や能力を最大限に発揮している状態をいいます。
リソースフルな状態でいるときには「自分には能力ある」「自分にはできる」という思考や感情を持っている状態になります。
そして、それに相応しい行動を行うことができ、あなたの能力を普段以上に、引き出すこと、または発揮することができます。
あなた自身に対する自信につながります。
しかし、リソースフルな状態を常に保つことは、現実的には、簡単なことではありません。
大切なことは、「あなたが必要な時に、リソースフルな状態を作り出すことができる」ようになることです。
過去におけるリソースフルな状態を思い出すことによって、何か困難にぶつかった際にも、「自分はリソースがあふれている」という観念を生み出し、困難に勇気をもって立ち向かう「力」を与えてくれます。
今から起きるあなたにとっての嬉しい体験やリソースフルな体験をした時にアンカリングを使ったり、自発的にいいイメージをして、リソースフルな状態を作り出します。
あなたが必要な時に、リソースフルな状態を作り出すことが目的になります。
第五ステップ「新しい選択肢をつくり出す」
あなたが以前、本当に優しくした時のことを思い出せますか?
行動できた時のことを思い出せますか?
自信満々だった時のことを思い出せますか?
もし行動力をもったら、まずどんなアクションが作れますか?
第六ステップ「新しい選択肢を強化」
新しい感情、決断、行動、考え方を持つようにします。
毎回何かしらつくってもらいましょう。
ヒューチャーペーシングによって新しいイメージをもってもらいます。
「どんなふうに人生変わっていますか?」