今日も埼玉はまだ冷え込んで寒いです。
穏やかな春が待ち遠しいですね。
一昨日、私は長年お世話になった組織と別れを告げました。
とても居心地の良い所でしたので、離れることの不安もありましたが、あえて環境を変えることが必要と判断して決断しました。
私のコーチから、いつも「コンフォートゾーン(快適領域)を超えよ!」と言われていたことも一つの要因でした。
あえて不快的な領域に飛び込まない限り人間としての成長はないということです。
不安もありますが、不安はどんな状況になっても消えないんですね。
私は大胆と言われることも多いですが、実は人一倍心配性です。
いつもセーフティネットのことばかり考えて生きてきました。
いろいろな資格を取ったり、自己啓発をしてきたのもその一環です。
組織に頼らないで、どんなことがあっても自分を見失わず、生きていける力をつけたいと考えていました。
小さい頃から「自立」を求められてきたことが影響しているのかもしれません。
さて、今日は「クレド(信条)」についてです。
現在、私は世界No.2コーチを名乗っている「谷口貴彦」コーチのもとで新たな勉強を始めています。
同じ勉強仲間から「五十嵐さんの信条(クレド)って何ですか?」という質問を頂きました。
私は、以前から次の7か条を大切にしたいと考えてやっています。
- ワクワク生きる
- 感謝して生きる
- 人に喜ばれることをする
- 夢をもって生きる
- 目の前のことに全力で取り組む
- 誠実に生きる
- 常に学び続ける
クレドとは、ラテン語で「志」「信条」「約束」を意味する言葉です。
マネジメントにおいては「経営理念」を表わす言葉として定着しています。
経営理念は、どの企業にもあるものですが、それを組織の内外に上手に浸透させ、経営の武器として活用している企業は意外と少ないようです。
また、経営理念がどんなに素晴しくても、従業員をはじめステークホルダーである顧客、株主、取引先など企業の繁栄、存続を支える方々に伝わっているかが大切です。
そこで、既存の企業理念の本質をそのままに、自社の存在意義(レゾンデートル)、仕事への誇り、社会貢献などを盛り込み、新しい経営の価値観を形にしたツールが「クレド」です。
この「クレド」を実際に経営理念として活用して高収益を上げている企業の例として、高級ホテルチェーンのザ・リッツ・カールトンなどが有名です。
「リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだ、そして洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくために、最高のパーソナル・サービスと施設を提供することをお約束します。リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは感覚を満たすここちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心です」
あなたの信条(クレド)は何ですか?