ビジョン策定のポイント

今年もあと1日を残すのみとなりました。

皆さんはどんな1年だったでしょうか?
私にとって挑戦の1年でした。

およそ1年間にわたりマスターコーチ・プログラムに参加し、つい数日前に終了したばかりです。

このプログラムに参加したことをきっかけに、プロコーチ養成のためのコーチングスクールも開講することができました。

二人の素晴らしいコーチに勇気を与えられ、共に学ぶ素敵な仲間に出会えたことが大きかったです。
やはり行動することが大切ですね。

この1年は私の人生の中でも大きな意味を持った忘れられない年となりました。

来年も更にチャレンジしていきたいと思っています。

来年の計画は今考えているところですが、一つには、人間としての心を磨いてもっと自分自身に素直に生きたいなどと思っています。

長い間、組織の中で仕事をしてきたせいか、思考の枠組みにとらわれてしまっている自分がいるような気がします。

あれをしてはいけない、そんなことできるわけがない、などと…。

多くの場合、自分の考えより、組織のことを優先し行動してきたためか、自分を抑える習慣ができてしまっています。

抵抗すると疲れますし、精神的にも良くありません。
逆らうより迎合する方が人間は楽ですからね。

私のメンターからは、環境を変えることが大切だと常に言われます。

この1年を振り返ってみても、輝いている人、頑張っている人の近くにいると、自分も元気になるのが分かります。

二つ目は、指導者としてコーチングスキルに更に磨きをかけ、卓越したレベルを目指したいと思っています。

そのため、来年もトップコーチに付いて学ぶ予定です。

三つ目は、クライアントに喜んで頂くために何ができるか、もっとやれることがあるのではないか…、常にFor The Clientの姿勢を忘れずやっていきたいと思っています。

来年は、私の集大成とも言える、コンサルティングができるコーチを養成する「コンサルティング・コーチ養成講座」を開催する予定です。

ノウハウの全てを結集し、他では経験できないものをお伝えできたらと考えています。

正月三が日は今後の新しいビジョンと戦略をじっくり考えるそんな時間にしたいですね。

そこで今日は『ビジョン』について取り上げてみたいと思います。

企業経営においても『ビジョン』は大切です。
でも、そもそも『ビジョン』って何でしょう?

『ビジョン』とは、将来のあるべき姿を描いたものです。

会社においては、経営理念に基づき、ある時点までに「こうなっていたい」と考える到達点、つまり自社が目指す中期的なイメージを従業員や社会全体に示したものと言えます。

あなたの会社の『ビジョン』は何でしょう?

ゴールを手にした瞬間に見る光景、それを今想像してみましょう。
そして、そのゴールを手にした時にどんな感情が得られるでしょうか?

ビジョン策定に当たっては、自社は「誰に(市場、顧客)」「どんな価値を提供するために」事業を推進するのかを考えることが重要な視点になります。

単なる目標ではなく、経営者の願望が盛り込まれ、なおかつ全社員の求心力となるような魅力に溢れていることが重要です。

ワクワク、嬉しくなるものでなければなりません。

ビジョンを描く時のボイントは、毎日描くことだと言われます。

人間はイメージを記憶できないようです。
一度描いただけでは、時間の経過と共に、忘れてしまいます。

できれば、毎日、毎週、毎月、毎年、ビジョンを描いて想像し続けることが大切です。

私のビジョンは、コーチング&コンサルティングを通して、次のことを実現することです。

  1. 私に関わったすべての人々が、生き生きと喜びに満ちた笑顔で日々を送って頂けるように支援する
  2. 一人ひとりの可能性を見出し、勇気と希望を与えることでその成長に貢献する
  3. 経営者や起業家の皆さんと共に好循環経営のあり方を考え、そのノウハウを提供することで日本経済の発展に貢献する